■ その20 Huawei MediaPad T3 8.0(LTE) を使う ■

amazonの年末年始割引に合わせてタブレット Huawei MediaPad T2 7.0 を注文したものの勝手にキャンセルされ、GPSロガー GP-102を買った話はその19で書きました。
その後はGP-102で里山歩きのGPSログを取って活用してきたのですが、一方で壊れたnexus7の後継機が欲しいとは思ってました。
nexus7の1920x1200ほど解像度は要らないし、ゲームするわけではなくちょっとした調べモノに使う目的で、そこそこの性能があれば充分だろうと、ASUS ZenPad 8.0あたりを考えてみたのですが、お値段を考えるとどう見てもHuaweiのほうがお得である。

で結局、一年前に売主キャンセルされたことも忘れたふりで、MediaPad T3 8.0(LTEモデル)を今年初め注文しました。
保護ケースも付属するので別途液晶保護フィルムだけ用意し、合計18113+700=¥18813。

LTEのシムをどうするか・・・どうせほとんどはWi-Fiで使うので安いに越したことはない。
ということで、毎月500MB以下なら初期投資以外無料というSo-net(今は社名違う)の0simを注文しました。(3394x1.08=¥3664)

すでに半年使ってきましたが、chinaタブレットという不信感はあるものの、自宅での使用感に特に不満はない。
山中で使おうとすると、GPSはともかくモバイル通信系はあまり通じないという点は感じるけれど、もともと期待してないし、里まで下りればメールも送受信できるし、多少時間かかっても地図表示はできる。
20mediapadT3ただ、やはり8インチは、持ち運ぶには大きいです。
左画像でT3下端の真ん中に置いてあるのがGP-102で、その何倍の大きさでしょう?
T3の液晶画面に映っているのはアプリ「山旅ロガー」のGPSログ軌跡を「地図ロイド」で表示したもので、nexus7でも使っていたものです。

何度かザックの一番上に入れて持ち歩いてはみたものの、そうすると使うのにいちいちザックから出すのがメンドーだし、やはり壊す不安はつきまとう。(ポケットに入れるのは論外)
結局、特に訳あって地図を見るとき(ルートに不安がある)以外はGP-102で充分ということになって、持っていったりいかなかったり。

GPSのチップが違えば当然ながら微妙に位置情報がずれるのは仕方ない話で、今まで使ってきた機種の比較では、nuvi205とnexus7ではかなり(10m以上)のズレでした。
とはいえ、実用上差し支えないのですが。
里山歩きのお友達 33 nexus7とnuvi205のログ軌跡を較べる '15.06.01
里山歩きのお友達 36 GP-102とnuvi205のログ軌跡を較べる '17.03.23

何度かT3とGP-102の2機種で同時にGPSログを取ってカシミール上で較べてみましたが、どっちもどっちという感じで私の感覚では気にしなくてよい程度でした。
先日歩いた新城市作手の長ノ山湿原の記録を載せます。(右)
(この散策の詳細は→2018.9 147 長ノ山湿原/新城市

ここは作手高原の中心部といってよい場所で、ゆるやかに起伏があるものの標高550m前後の高原状で周囲に電線等の邪魔物はほとんどない。
MediaPad T3 8.0(赤点線)とGP-102(緑点線)の二つのルートのズレは最大でも10m以内でほとんど重なっていると言っていい。
精度としては問題ないでしょう。

GP-102はUSBでパソコンと繋いで充電しながらCANWAYという付属ソフトでログ軌跡を読み込みます。
詳細は→ その19 GPSロガー GP-102(CANMORE)を使う

T3は「山旅ロガー」のGPSログ(GPX)をメールに添付して送らねばならないのがメンドーと言えばメンドー。
ただGP-102も未だにCANWAYでうまく軌跡を読み込めないことが多々あって、これまたどっちもどっちか。

両者ともに内蔵リチウム電池の寿命が一番の問題かも。
GP-102はこれまで一年半使ってきてそろそろ電池の持ちが悪くなってきた。
電池の容量と寿命は現代のあらゆる機器共通の最大の問題で、今後の売れ行きすべてを左右するテーマですから、いまさら気にしてもしかたない。
そのうち革新的な電池が次々と開発されるでしょう。 (私がそれを使えるかどうかはわかりませんが)

2018.09.13 UP 古いPCとパーツに戻るTOPに戻る
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