■ 135 ホタルの里・鳥川,新ルート(喜桜山)を歩いた/岡崎市 ■

去年(2016)来たときまだ仕上げ途中だった新ルートが完成,という話をあちこちで目にしますので,午後から偵察気分で歩いてみました。
「喜桜山(きおうさん)」と名づけられた標高354mの山がルートの中心です。(つい"きざくら"と読んでしまいます)
その名前の元になった山頂の大きな山桜は,残念ながらもう散っているものの,3m以上ありそうな幹周り,数十mの樹高は天を仰いでも全部見切れず,なによりも新緑を噴出すように樹勢がいいのがうれしい。
喜桜山山頂へは3方向から登れますが,今回は西のインフォメーションセンターから登り,山頂南の小柿山まで行って引き返し,北の天王山コースで下って県道377を戻りました。
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この地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平28情復、第82号)
この地図を第三者がさらに複製する場合には,国土地理院の長の承認を得ることが必要です。
当初No8からの北ルートを見に行ったのですが急登の気配なので,ホタル学校の反対側,インフォメーションセンター()に駐車し,西から歩き始めました。

No1で林道から分岐して登山道へ。
No3小ピークのみよし山までは少し急登ですが,そこからは緩やかな登り,30分ほどで天王山コースとの尾根合流点(No4)へ。
喜桜山山頂はすぐ目の前でした。
案内板が多く,まったく迷う心配はなし。

額堂山へ続く南へのルートを小柿山まで歩いてみました。
ここから地蔵峠経由で額堂山へ向かっても30分くらいでしょうが,きょうはここで引き返します。
喜桜山山頂へ戻って山桜を探すとすぐに見つかります・・・なにせ大きい。
周囲は人が入って根を固めぬよう配慮がありました。

帰路はNo6水沢山から一旦下った清見峠を経て,No7天王山に登り返し,炭焼き窯の復元されたNo8へと下ります。
天王山から北は予想通りの急坂と九十九折で,踏み跡も薄いようです。

No8から西日を浴びつつ戻る舗装路は,さすがに暑かった・・・枯れてしまった「ふないどの水」(No9)を目にしたせいもあるけれど。

・2009の鳥川⇒ 05 旧額田町・京ヶ峰
・2011の鳥川⇒ 45 ホタルの里の音羽富士
・2012の鳥川⇒ 61 水晶山から額堂山周回
・2016の鳥川⇒121 愛宕山・京ヶ峯ルート
・2018の鳥川⇒144 喜桜山〜額堂山ルート
・2021の鳥川⇒161 喜桜山〜巡礼の道ルート

「ホタルの里とっかわ」で検索すれば,登山地図・石仏地図などを含む充実の地元ホームページがあります。
☆ホタル学校の場所はこちら⇒mapion_s

01ePort.JPG 駐車地()からの登り始めはゆるやかに林道を行く。(左端に見えるのは鳥川集会所)

登山口まもなくNo1で喜桜山登山口の大きな案内板が立っています。(右)
04benten.JPG No2 登山道に入ってすぐ,幹に大きな傷跡を見つける。

かなり古そうですが,これだけの傷をつけられるのはクマしかいないでしょう。

05benten.JPG No4 天王山ルートとの合流点。
すぐ向こうに喜桜山山頂の案内板が見えます。
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出会い No5 小柿山まで様子見して引き返す。

次回は地蔵峠経由で額堂山へ向かうか,北の産湯の滝,延命水を経て水晶山へ行ってみよう。
切通し 案内左:ふたたび戻ってきた喜桜山山頂 。

右:この山の象徴である大山桜。
(クリックで全体像)

No7 山らしい最後のピーク,天王山。


右:ここからはかなり急で,気の抜けない下り道となりました。
No8 天王山コース登り口のりっぱな猪垣。

右下:ここからは舗装路歩き。(暑そう)
画像左端は復元された加茂式黒炭窯。
No9 去年はまだポタポタ滴っていた「ふないどの水」はついに枯れてしまった。2012

右は2012年5月の状態。
竹筒から水盤に涌き水が流れ落ちていました。
(その後この泉は名前ごと消えてしまいました)

2017.05.06 UP ■二代目に戻る■
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